カンヤツェII峰5合目その1
Fri, 22 Aug 2014 11:43:08 +0900成田空港を出発して、香港経由で暑い暑いデリーへ。そしてラダックの中心都市レーに到着したのは翌朝。一転ひんやり乾いた風が気持ち良い。しかし息が上がります。なぜならそう、ここはすでに標高3500mの天空の地。すぐにお宿のベッドへもぐり込む。しばらくはおいしい水をひたすら飲んで、じっとしていなければなりません。AMS(急性高山病)で全行程をパァにしたくありませんから。
心臓もバクバク。食欲も減退。そうそう、この感じです。明日にはよくなると信じてまったり過ごしました。数日。
食欲とやる気が起きてきた数日後、さっそく高度順応の旅へ出かけます。寝袋、食糧、ツェルト全部担いでゆっくり出発です。 この旅で、ぜひともカンヤツェを見てみたい・・。
カンヤツェとは、I峰の標高6400mを筆頭にしたマルカバレー最奥にある山群。来年以降、狙ってます。
ところでゴージャスな香りを放っている野バラが鮮やかです。 そして水は一杯飲みます。沢の水をデリオスでフィルター処理したものでOK。大量に飲むため、個人山行で煮沸消毒は残念ながら非現実的です。この日は寝るまでに6Lくらい消費しました。水がおいしい! 宿の親父さんが持たせてくれた弁当。 標高5200m、ゴンマルラ峠にやっと到着。心臓破りの激坂に苦しめられる。 カンヤツェ山群の絶景! これはすごい! 一路下山すればキャンプ地のはず。 見えてきたのはニマリンという地。 ファイントラックのツェルト2がここで活躍。 標高4700mの1泊目はやはりちょっと頭痛がする。深呼吸しながら就寝・・・。
その2へ続く