仙ノ倉谷西ゼン
Tue, 01 Oct 2013 13:55:23 +0900大泉学園駅で実家隊と合流して一路上越へ。毛無沢林道終点付近のゲートにてテントを張り前夜泊。
翌朝6:30出発 。 平標(たいらっぴょう)新道登山口から1時間でダイコンオロシ沢出合。
目印のケルン型石碑から入渓。
しばらくゴーロが続いてイイ沢出会いからナメ滝が現れる。
東ゼン(ゼンとは地元の言葉で大きな滝という意味)出合からは延々とスラブが続く。
石灰岩に磨かれた限りなく透明な清流。
前半核心部の第一スラブ帯。基本的にはフリーで登るらしいのだが、ラインを誤るとやらしいトラバースを強いられるのでロープで確保を。でも確保支点が無いんだな。ピトンも打てるリスはままあるが。
ほどよい高度感。 覚悟しながらボディビレイ。
壮大な岩壁に圧倒される。とにかくバカでかいスラブだ。
そして後半核心部、第二スラブ帯へ。
斜度は第一スラブ帯よりきついけれど、階段状のスタンスで危険箇所は少ない。
が、この日は 何日か前に降った雨の影響で、草付きは泥でズブズブ。ロープを何回も出す。
第二スラブ帯上部は流心にラインをとるのが正解だった。左岸の地獄の急斜面藪へ突入。
延々なる藪。平標山頂に着いたのは19:30過ぎ。残業に隊の皆はへとへと。
ガスの強風。
下山はあきらめて平標山の家に宿泊をお願いした。こころよく迎え入れてくれた小屋の皆さんに感謝!
翌29日は快晴。
稜線歩きを楽しんで平標新道を下山。
西ゼンは偉大だった。