MASAHIKO EXPEDITIONS

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ストックカンリ遠征

Sun, 04 Sep 2011 11:45:22 0900
ストックカンリ遠征記録 (2011/8/11 - 8/28) expedition to Stok Kangri in Ladakh, India.

ラダック 『インド・ヒマラヤの名峰、ストックカンリ』

ヒマラヤ山脈の東端に位置し、その北方には長大なカラコルムをのぞむ。標高は約6123m。

ラダック ラダック

インド・ラダック地方の中心都市レーが今回のストックカンリ登山の起点の町。チベット文化圏であり、なんとなく日本のおばあちゃんちのような親しみやすさがある。標高約3500m。


1日目:出国
成田からインド・ニューデリーへ。余計な体力を失わぬよう、なるべく気を殺してニューデリーを通過。

2日目:レー入り
空路でレーへ。完全休養日。ほぼ富士山9合目の標高なため、道をゆっくり歩くだけで高所順応トレになる。水を3リットル飲んだ。安静時の心拍数は72(bpm=beats per minute)平地だと57(bpm)。

3日目:休養日
起床時62(bpm)。3600mの小高い丘へ歩き、調子が良さそうだったので続けて街近くの4000mピークをピストン。

ラダック

4日目:レー>リキール>ヤンタン
起床時60(bpm)。軽い頭痛があったが深呼吸とストレッチで1時間後に解消。3400m~3600mの標高を4時間歩いて足慣らし。3600m地点で宿泊。

5日目:ヤンタン>ヘミスシュクパチャン
起床時60(bpm)。この日は標高3800mの峠を通過して隣の村へ移動し、昼食後に4050mをピストン。

6日目:ヘミス>レー
起床時63(bpm)。標高4000mの峠越えも難なくクリア。

7日目:レー>ジンチャン>ルンボク
起床時59(bpm)。標高3500mから4100mを2時間半で移動。昼食後に4600mをピストン。4100m地点に宿泊。

ラダック ラダック 『水晶を発見』

ラダック 『なぜかバターを作らされている』

ラダック 『これがお風呂。あるだけありがたい』

ラダック ラダック  『インダス川を人力ゴンドラで横断するドイツ人トレッカー』

8日目:ルンボク>カンダラ>スキュー
起床時80(bpm)。4870mのカンダラ峠越え。高度障害は特になし。スキュー(3600m)まで下山。

9日目:スキュー>チリン>レー
起床時59(bpm)。2時間歩行。

10日目:休養日。
レーにて完全休養。

11日目:ストック>マンカルモ
キャラバン1日目。ふもとの村ストック(3600m)から中継キャンプのマンカルモ(4300m)へ移動。安静時心拍数72(bpm)

12日目:マンカルモ>ベースキャンプ
朝の心拍数64(bpm)テント内6℃
ベースキャンプまでゆっくり上がる。夜にスパゲッティとカレーとポテトフライという炭水化物のセットで備蓄体力増強。

13日目:サミットデー
シリアルを食えるだけ胃にかき込んで、深夜1:00にアタック開始。氷河を横断して3:00に取り付き。5:00にリッジに出て、めでたく6:20サミット。9:40にBCまで下山。

ラダック 『ストック氷河』

ラダック 『氷河すげー!』

14日目:BC>ストック>レー
キャンプを撤収して麓まで完全下山。レーへ移動し、4日ぶりにシャワーを浴びる。

15日目:
レーにて休養

ラダック ラダック 『中央にストックカンリ』

16日目:
ニューデリーへ

17日目:
帰国日。一路成田へ。